初めての粘土あそび~感覚と意志の育ちを見つめて~

先日、1〜3歳児の子どもたちと“初めての粘土遊び”に取り組みました🌟

初めて触れる素材に対し、子どもたちは目を輝かせながらも、最初はその感触に戸惑いを見せる様子がありました。粘土は冷たく、柔らかく、独特のにおいもあるため、感覚過敏傾向のある子どもにとっては少しハードルが高い活動ですが時間の経過とともに、子どもたちは徐々にその感触に慣れ、自然と手を伸ばし、ちぎる・丸める・くっつけるなどの動作を繰り返すようになりました♪

粘土遊びは、単なる造形活動だけではなく、乳幼児期における感覚統合や微細運動の発達にとって重要な役割を果たします。特に1〜3歳の時期は、指先を使った繊細な動きが可能になり始める大切な時期であり、「手を通して脳を育てる」といわれるモンテッソーリ教育の実践にもつながっています◎

また、活動前に「粘土は食べ物ではないのでお口には絶対に入れないこと」という約束を交わし、子どもたちに言葉で確認をしました。まだ言葉の理解が発達途中の年齢ではありますが、子どもたちはそのルールをきちんと理解し、最後まで粘土を口に入れることなく、集中して遊び込む姿が見られました🌟